髪の毛が減って悩んでいる人やハゲてしまった人であれば、一度は調べた事があるAGAですね。
もちろん、私も40代でハゲてどうしたらいいか分からない1人で、いろんなサイトを調べまくりました。
そして、そんな私はAGA治療に踏み切る前は泣きたくなるほどガッツリとキテました。
そこそこな波平ハゲ状態です。
「おい!波平さん!」と呼ばれても強くは否定できません・・・。
AGAは何もしなければ確実に進行してしまいます。
AGAでハゲてどうしたらいいのか悩んでいる間にも、着々と髪の毛は減って行く非常に恐ろしい脱毛症です。
なので、私は40代にしてAGA治療を始めてみました。
ここでは40代でガッツリとハゲてからAGA治療を始めた私の経験から、AGA治療についてまとめています。
AGAって何ですか?
AGAって何ですかといえば、難しい話は横において・・・
AGAは「アガ」ではなく「エージーエー」。
AGAは略語で「Androgenetic Alopecia」の略称。
簡単に言えばAGAとは男性型脱毛症で進行性の薄毛のことです。
AGAのタイプはてっぺんハゲが最悪ですよ
AGAのタイプは主に3つのタイプがあります。
それぞれのタイプに4つの進行パターンがあり「Ⅰ」「Ⅱ」「Ⅲ」「Ⅳ」になり、数字が大きいほど波平さんに近づくイメージです。
一番嫌なのは頭頂部からハゲる「てっぺんハゲ」いわゆる「ザビエルハゲ」でしょう。
これは髪型で隠し様がない上に、誰からも見ていて一番可哀想なハゲですよね。
ちなみに、私の場合は見事なザビエルハゲ・・・からの
徐々にオデコ側に進行した一切隠しようのない最悪のパターンです。
正直なところ、この時点ではもう周囲からも完全なハゲと認知されていました。
まぁ、もう良いかと諦めかけていましたね。
ただ、最近会っている人は良くても、私は地元を離れて生活しています。
ということは、1~2年会っていない大半の地元の人達は私がハゲていることを知らない訳ですよ。
地元に帰れば、数年会ってないけどまた会う可能性がある人なんて山盛りいますよね。
これからハゲを晒して笑いにしていかなければいけない・・・
そう考えるとあまり人に会いたくないな・・・
このように卑屈になってしまいました。
という微妙な励ましもたくさんありますが、やっぱりハゲると自信も無くしてしまいますね。
そう思って、身体を張ってAGA治療をネタにすることに決めました。
てっぺんハゲがAGA治療でも生えやすいやすいらしい
100%個人的な意見では、見た目はザビエルハゲが最悪なのには間違いありません。
しかし、見た目が一番可哀想なてっぺんハゲの我々に朗報です。
残念過ぎるてっぺんハゲですが、統計上から言えばてっぺんハゲはAGA治療でもっとも薄毛が改善しやすいらしいです。
反対に一番効果が低いのが、比較的隠しやすい前頭部から後退していくハゲです。
ちょくちょくM字ハゲのAGA治療状況をアップしている「どう見てもフサフサ」なブログや動画を見かけます。
しかし、そんな中途半端なAGA治療ブログに多いM字ハゲは、投薬治療の効果が薄い人が多いですし、時間も長期間掛かっているように見えますね。
AGA治療はハゲてどうしたらいいか分からない人の最後の救い
AGA治療はハゲてどうしたらいいか分からない人が、約80%の確率でなんらかの改善が起こり、50%以上の割合で髪の毛フサフサに戻れるかも知れない数少ない改善方法です。
他にも薄毛治療といえば定番の自毛植毛や新しくHARG療法が注目されています。
しかし自毛植毛は施術費として100万円~150万円は必要になりますし、その他の気になるデメリットも大きく失敗のリスクを考えると気軽にすることはできません。
HARG治療も現時点では施術1回に10万円~15万円✕数回は必要です。
また、結局のところ「HARG療法でも内服薬なども併用しましょう」と推奨されています。
それなら、まず最初は治療費が安く済む投薬だけのAGA治療から始めた方良いに決まってますね。
それで、ダメなら予算と相談して自毛植毛やHARG療法に手を出しても遅くはありません。
ハゲは遺伝に関係するの?
やはりハゲる要素は遺伝に大きく関係するようです。
父親がハゲていなくても、どこかの血縁がハゲる要素を持っていれば突然その遺伝が要因となるとされていますね。
そして、30代頃から除々にハゲが始まってきましたが、30代は育毛剤や生活習慣改善でなんとかしのいで来ましたね。
そこから、40代でスッキリとハゲてどうしたらいいか分からない状態にまでなってしまったので、人生を変えるネタとしてすがる思いでAGA治療に踏み切った訳です。
40代でもAGA治療は恥ずかしくなかった
クリニックでWEB予約をすると、まずオンラインや電話で説明してくれます。
そして、クリニックに行くのですが、AGA治療に来ましたと言っても恥ずかしくもなんともありません。
何故恥ずかしくないかといえば病院にいる全員が同じ志を持って待合室にいるからです。
病院に行く恥ずかしさよりも、惨めなハゲのほうが断然嫌ですしね。
ただ、体は健康なのに副作用があると言われる飲まなくて良い薬を飲んだりするのはやっぱり怖いですよ。
私も普通に副作用が出て最初は怖かったです。
しかし、病院でお医者さんに診断してもらって「大丈夫、しっかりと効果は出ている」と診断されたので継続することができました。
次は、AGA治療で病院に行った場合にどんな治療方法があるのかチェックしてみましょう。
病院でするAGA治療ってどんなのがあるの?
AGA治療は基本として2パターンがあります。
AGA治療を受ければ、まず間違いなくこれらのどちらか、または予算に合わせて両方をすることになります。
このように思って当たり前です。
しかし、何かしら起きる可能性がある副作用を経験すると、やっぱり病院に行っておいて良かったと間違いなく思いますよ。
副作用で悲惨な目に遭ってから「個人輸入で薬を買って飲みました」と病院に行っても時すでに遅しですからね。
AGA治療の副作用
AGA治療に利用されているフィナステリドとミノキシジルでは1%~5%程度の割合で副作用が起こると言われています。
プロペシアは1%以上5%未満に性欲減退の副作用が発現するほか、1%未満に勃起機能不全、射精障害、精液量減少が発現する。引用:Wikipedia
どうでも良いと思いますが、精液の量が通常の5分の1ほどまで減りましたね。
他にも最初の1ヶ月は「頭皮のかゆみ」「頭皮の赤み」がありました。
また、体感では「ダイエットをしてもいつもより痩せにくい」とも感じました。
「マジでやばいんじゃない?」と思いましたが、こういった副作用も最初にAGA治療でお医者さんに掛かっていればすぐに対処してもらえて安心でした。
勝手な判断で薬を使うと酷い目に遭う
実は私はクリニックに掛かる前に独自にリアップを使いました。
2日ほど使ってなんだか痒いな?と思いつつ利用していると3日~4日目に頭が完全にかぶれて悲惨な目に遭ってしまいました。
さらに、頭がカブれただけではなく、汗をかいた時に頭部から汗と一緒に流れてきた?ミノキシジルが顔についてしまい、顔まで地図のようにカブれてしまったのです。
そして、後日クリニックでの血液検査の結果、頭皮に塗るタイプのミノキシジルは合わないと診断され、いわゆる「塗りミノキ」の利用は断念しました。
クリニックでAGA治療する際の費用
AGA治療は病院に行くとボッタクリに遭いそうで怖いかも知れません。
しかし、普通に広告を出しているクリニックを選べば、無駄に高いのに効かない育毛剤や効かないマッサージを売りつけられることも無いです。
クリニックでAGA治療をする場合の費用は1ヶ月15,000円~25,000円ほどです。
もちろん、診察料や何らかの施術をしたりすればもう少し掛かる場合もあります。
しかし、どこのクリニックも希望に合わせた予算で薬や施術をしてくれますので、予算が月25,000円であれば25,000円以上掛かることはありません。
AGA治療に掛かる期間は、早ければ3ヶ月ほどで効果が現れますし、長くても1年もあれば継続するべきかどうかは判断できます。
私の場合は「そこそこ波平さん状態」から50日目には効果が現れたので月18,000円ほどで迷い無く続けることができましたね。
そもそも、お金の心配は非常に良く分かりますが、クリニックがボッタクリをしようにもお金が足りなければしてもらえないです。
支払うお金が無ければボッタクリされることもないので、予算以上に費用を取られるような心配をする必要はありません。
1ヶ月のAGA治療の費用 | |
初診料 | 2,000円~5,000円(無料もある) |
薬代 | 15,000円~20,000円 |
カウンセリング料 | ほとんど無料 |
もちろん、クリニックもビジネスなので、HARG療法や自毛植毛、その他のオプションなど、改善される可能性が高い分だけ費用が掛かる治療法をオススメされるかも知れません。
予算に余裕があって納得できるのであればドンドン確実性の高い治療を受ければ良いです。
しかし、お金が無いならそこはキッチリと予算を伝えて行けば良い、または納得行かなければ断れば良いだけです。
なし崩しにセールストークに流されてしまった自分の判断を人の責任にしてはいけません。
AGAは薬をずっと飲まなくてはいけない?
AGAの治療には「維持目的」と「ハゲ改善目的」があります。
どちらにしても、AGAの薬は飲み続けなければ効果は無くなります。
言ってしまえば、プロペシアなどの内服薬の服用を止めてしまうとハゲはまた徐々に進行するということです。
ですので、健康なのに服用する必要がない薬を早くから飲むのは嫌ですよね。
しかし、改善するタイプのAGAは結構キテからでも十分に間に合いますので「ちょっと薄くなったかな?」程度で服用する必要はありません。
30代くらいでハゲが進行したとしても、生活習慣が悪かったり、相当なストレスを抱えて居ない限りは本格的にハゲるのは40代くらいになるでしょう。
実際に統計データからも40代でハゲる確率が一気に上がります。
また、一度しっかりと生えてしまえば、私のように薬を毎日飲まなくても大丈夫な人もいます。
私の場合はフサフサに戻ってからは「なんだか抜け毛が増えてるかな?」と感じた時点で30日~60日ほど服用しています。
そこから髪の毛が十分に戻ったと感じる程度で薬の服用を止めても6ヶ月は大丈夫でしたね。
飲まなくても大丈夫という科学的な根拠は見つかりませんでしたが、やっぱり元々は飲む必要がない薬ですので「服用しない時期があった方が身体に良いのかな?」といったところです。
薄毛を改善するのはフィナステリドとミノキシジルだけ
現時点でハゲの進行を止める、またはハゲの改善効果があるのは「フィナステリド」と「ミノキシジル」の2つだけです。
これは、日本皮膚科学会のガイドラインにも掲載されていてますね。
ハゲの研究の第一人者「板見智教授(大阪大学)」もこのように断言しています。
ミノキシジルとフィナステリドは、日本皮膚科学会のガイドライン(※)でも推奨度はAで、ともに90%の人に現状維持効果があるというデータが出ています。その中で明らかに良くなる人は、3〜4割。爆発的に増える人も15%くらい。その後承認されたデュタステリドも推奨度はAで、フィナステリドより効果が出るのが早いと言われています。推奨度にはAからDまであって『こんなもん使たらあかん』いうのはDなんですよ。一般の人でも見ることはできますから、一度ご覧になったらいい。引用:FRIDAYデジタル
要は「フィナステリド」と「ミノキシジル」の成分が入っていないモノは効果が無いと科学的に改善効果は無いと実証されている訳です。
40代のAGAの原因は生活習慣が影響する?
科学的には、40代の人でも生活習慣はAGAの原因にもならないとされています。
しかし、ハゲの研究の第一人者「板見智教授(大阪大学)」も身体に悪いことをしてはいけないと言っています。
「特定の食品や成分が有効なわけではありません。若い女の子が無理なダイエットなんかをするけど、2〜3ヵ月するとバサバサ抜けますよ。身体に悪いことをすると髪にもダメージが出る」引用:引用:FRIDAYデジタル
30代でも40代でも体に悪いことをすればハゲるのは間違いありません。
生活習慣がAGAの直接的な原因とは言えなくても身体に悪いことはダメなので、やはり普段から生活習慣は気を付けないといけないという話ですね。
AGAは食生活に関係ある?
先に「板見智教授」のコメントで書いてあるとおり、特定の食物がハゲ改善に関係することは無いと証明されています。
しかし「身体に悪いことをしてはいけない=食生活も大事」ということです。
AGAには直接関係なくても、普段から栄養バランスの良い食事をしていればAGAの要因となることを防ぐことができるという話です。
まとめ
40代のAGA治療について簡単にまとめればこういうことです。
40代でハゲが気になるならさっさとクリニックを予約して、診察受けてAGA治療してみればいいですよってことですね。